確かな信頼と卓越したノウハウ。
より低コストで適正・安全な製品づくりをめざします。


 

松永港に入った原木船

松永港湾作業風景

原木荷揚風景
 
     
 



原木の搬入

工場内での製材風景(1)

工場内での製材風景(2)
 
     
 

製材が済んだ梱包用材。
 各種機械製品を安全に輸送する重量梱包等に使われます。
 
     
 

製品の出荷風景。

パレット・梱包メーカーへ出荷

組み立ての終わったパレット・梱包用木箱
 



 


南北に細長く、2つの島からなるニュージーランド。その海洋性の気候風土に恵まれた自然環境は畜産をはじめとする生産性の高い農業、豊かな森林資源 を利用した林業、木材産業を育んでいます。
なかでもニュージーランドの貿易資源の根幹をなすニュージーランド松(ラジアータパイン)はカリフォルニア原産の苗木を導入して植林を行って一世紀、ニュージーランドの土壌、気候に最も適合し、その成長の早さと産業資材としての優れた性質からその市場性を広めており、現在のニュージーランド植林全体の90%を占めるにいたっております。
ニュージーランド産ラジアータパインは世界で最も広い用途を持った木材のひとつといえます。家具・モールディング・建築用材・パッケージ用材などとして優れているばかりではなく、パルプや紙・ファイバーボードの原料としても幅広く利用されています。



現在ニュージーランドには170万ha以上のラジアータパインの人工林があり、毎年6万‐10万ha増大しておりますがこれらは全て計画植林・伐採が基本となっております。
NZラジアータパインの人工林は通常30区画に分けられ、毎年一区画ずつ収穫伐採されます。
伐採された後には必ず植林が行われており、全区画を収穫し終わる30年後には最初の区画に30年生のラジアータパインが収穫可能な大きさに成長しているというわけです。(この方式を輪伐方式といいます。)この輪伐方式を繰り返すことにより半永久的な森林経営が可能となり、絶えることなく優良な木材資源を供給することが出来るのです。


こと木材について言えば20世紀は「伐って使う使い捨て」時代であったといえますが、これからの21世紀は「使いながら再生する」時代であるといわれております。
80年代発展途上地域における熱帯雨林面積の減少は、資源問題から地球問題へと発展してきたことは皆様もよくご存知の通りです。
守るべき天然林と活用していく人工林、その人工林の代表が「NZラジアータパイン」であるといえます。